二重仕訳の削除は、簿記検定試験の試算表作成問題で必要になる場合があります。
取引の種類別に資料が与えられている場合に二重仕訳の削除が必要になる場合があります。
【設例】
商品100円を現金で仕入れたときの仕訳は
仕入100/ 現金100
となります。
試験問題では次のように資料として与えられます。
1.仕入れ取引
現金仕入れ100円
2.現金取引
仕入れ100円
このとき
資料1.から
仕入100/現金100
資料2.から
仕入100/現金100
と仕訳をして、そのまま試算表を作成すると
現金200
仕入200
となってしまいます。
対策として
資料1以外で仕入勘定が発生たらその仕入勘定を削除し、資料2以外で現金勘定が発生したらその現金勘定を削除するという方法が考えれます。