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簿記検定受験生のための「手形用語集」

「約束手形」=振出人が支払いを約束する手形をいいます。

 

「為替手形」=振出人が引受人の支払いを依頼する手形を言います。

 

「手形の振出し」=手形を作成し、相手方に渡すことをいいます。

 

「手形の割引」=満期未到来の手形を銀行など金融機関に裏書譲渡し、現金化することをいいます。

 

「裏書譲渡」=手形法に定める方式により手形債権(=「手形代金を支払え」という権利をいいます)を譲渡することをいいます。

 

「裏書の担保的効力」=裏書人が被裏書人及びその後の譲受人に対して手形の引き受け(為替手形)、支払いを担保する義務を負うことをいいます。(手形法15条)

その理由は、裏書も振り出しと同じ意思表示を必要とするから振り出しと同様に扱うべきだからです。(意思表示説)

 

「遡求権」=手形の支払いが拒絶された場合に、手形の所持人が、その流通過程上自分より前にある者に対して、支払いを請求できる権利をいいます。

 

「不渡手形」=満期に支払いのため呈示されたが、支払いが拒絶された手形をいいます。

 

「呈示」=手形の所持人が支払い場所に行き、手形を見せてその支払いを請求することいいます。

 

「一覧払手形」=手形所持人が手形を呈示して支払いを請求した日が満期となる手形を言います。

 

「支払拒絶証書」=支払いが拒絶されたことを証明する公正証書をいいます。