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宅地建物取引士と司法書士

はじめに

宅地建物取引士と同様、不動産関連の資格として気になるのが「司法書士」です。

それでは、この両者はどこが違うのでしょうか?難易度は?年収は?などについて簡潔明瞭に紹介しています。

なお詳細は、宅地建物取引士については宅地建物取引業法の35条と37条、司法書士については司法書士法3条に定められています。

資格試験の合格率

宅地建物取引士試験の合格率は、約15%前後で、司法書士のそれは数%です。

司法書士のの方がはるかに狭き門といえそうです。

専門分野

宅地建物取引士の専門分野は、不動産取引であり、司法書士のそれは登記(不動産登記、商業登記があります)です。

代表的な仕事

宅地建物取引士の代表的な仕事は、重要事項の説明であり、司法書士のそれは登記申請手続きの代理です。司法書士は行政書士とともに”代書屋”と言われていた時代があります。

年収

最も気になる年収ですが「ピンからキリまである」というのが正確な答えです。なぜなら、いずれも年収(個人情報です)は公表されていないからです。そもそも資格は、収入(年収)を約束するものではなく、業務(仕事)の独占を約束するものです。要するに「誰でもできるわけではない」ということです。そのため、独立開業した場合はライバルが少ないので成功する可能性が高くなります。

結論は、独立した場合は営業力により年収に大差がでてきます。また、サラリーマンの場合は、その会社の考え方により差がでてくるということです。